ニュース 電子 作成日:2019年11月20日_記事番号:T00086970
受動部品大手、国巨(ヤゲオ)傘下の奇力新電子(チリシン・エレクトロニクス)は、主力のミニ一体成型チョークコイルの生産ラインが受注増によりフル稼働で、来年2月まで受注見通しが立っていると明かした。先月の台風19号(アジア名・ハギビス)で浸水被害を受けた太陽誘電子会社、福島太陽誘電の稼働停止が長引き、受注が流れているようだ。20日付経済日報が伝えた。
同社は、転注の他、中国での大手スマートフォンブランドの販売好調を受け、出荷を急いでいると説明した。前工程へのロボットアームの導入で、生産効率向上に努めている。
ミニ一体成型チョークコイル需要は、第5世代移動通信(5G)、Wi-Fi6、モノのインターネット(IoT)向けなどで拡大している。同社は近ごろ、自動化設備をベトナム工場に移設して生産拡大を進めており、来年上半期の月産規模は4億個と、現在の3億個から拡大する方針だ。
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