ニュース 電子 作成日:2019年11月21日_記事番号:T00086994
パワー半導体用リードフレームメーカー、界霖科技は来年、加工出口区(輸出加工区)楠梓園区(高雄市)、中国子会社の蘇州住立精工(SSHP)、済南界龍科技の3拠点で生産を拡大する。異型条の月産能力を600~800トンとする他、電気めっきとプレス生産能力も25~30%向上させる。21日付工商時報などが報じた。
生産拡大は、海外IDM(垂直統合型の半導体メーカー)による第5世代移動通信(5G)基地局や電気自動車(EV)向けの電源管理IC(PMIC、パワーマネジメントIC)、パワー半導体の出荷拡大に応じるもので、蔡上元同社董事長は、関連の受注見通しは良好で、成長が期待できると説明した。
楠梓園区では昨年新たな工場棟と設備を購入しており、工場棟1棟は台湾通用器材(ビシェイ・ゼネラル・セミコンダクター台湾)に賃貸した。同社からのダイオードリードフレームの受注は来年の業績に貢献する見通しだ。楠梓園区は5G、人工知能(AI)、車載向けなどの受注に対応する、日本に次ぐ第2のハイエンド生産センターの位置付けだ。
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