ニュース 政治 作成日:2019年11月21日_記事番号:T00087005
野党親民党は20日、宋楚瑜主席の総統選出馬表明に続き、立法委員選の比例代表候補名簿を発表した。全体的に、総統選出馬を断念した郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長に近い顔触れが目立ち、同党と郭氏の連携を印象付けた。21日付蘋果日報が伝えた。
親民党の比例代表候補名簿1位となった滕秘書長(左)は、弱者のために法規や環境を変えなければならないと語った(20日=中央社)
名簿上位には社会福祉界から「身心障礙者聯盟」の滕西華秘書長が1位、現職立法委員の李鴻鈞氏が2位で名を連ね、郭氏に近い人物からは、聯華電子(UMC)栄誉副董事長の宣明智氏が3位、劉宥彤・永齢基金会執行長が4位、蔡沁瑜・永齢基金会副執行長が9位にランクされた。
親民党の比例代表候補は有権者に一定の訴求力を持つとみられる。世論や党内の反対を押し切り、親中色が強い候補を並べた国民党の比例代表候補とは対照的だからだ。特に滕氏は弱者の代表、宣氏はハイテク業界の代表として、注目が集まる。
宣氏は「宋主席からは15年前より比例代表候補での出馬を誘われていた。国が乱れていることから出馬を決めた」などと語った。
親民党は前回の立法委員選で6.5%の得票で、比例代表候補3人が当選した。今回は滕氏、宣氏らの知名度を生かし、議席の上積みを目指す。
郭氏の側近からは、柯文哲台北市長率いる台湾民衆党の比例代表名簿にも高虹安・永齢基金会顧問が3位で入った。
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