ニュース 社会 作成日:2019年11月21日_記事番号:T00087008
「チョコレート界のオスカー」とも称される国際品評会「インターナショナル・チョコレートアワード(ICA)」の世界大会が現地時間18日に中米グアテマラで開催され、屏東県の福湾巧克力の製品が「世界一のダークチョコレート」に輝いた。
市場の発展と開拓、カカオ栽培農家に対する支援を目的に2012年にスタートしたICAは、年に1度、欧州、米国、アジアなどの世界各地での審査・大会を経て世界大会が開催され、部門別にその年の金、銀、銅賞が決められる。
今回「世界一のダークチョコレート」に輝いたのは、台湾で初めてチョコレート鑑定士の国際資格「IICCT」を取得した許華仁氏が屏東県で設立した福湾巧克力(福湾チョコレート)の「台湾一号屏東黒巧克力62%」。同社は今回の世界大会において5個の金賞、19個の銀賞、4個の銅賞、特別賞を獲得した。
今回福湾巧克力が出品したチョコレートは全て屏東産のカカオ豆を使用しており、審査員を驚かせた。ICAの審査員長を務めたマーティン・クリスティー氏は授賞式で出席した世界の業界関係者に「みんな注意しろ、台湾チョコレートの勢いがすごいぞ!」と呼び掛けた。
福湾巧克力の許氏は受賞に当たり、「マヤ・カカオ文明発祥の地、グアテマラで世界一の賞を受けたことは格別です。これからも努力し続けます。台湾ありがとう」と喜びのコメントを述べた。
また、福湾巧克力の他にも、台北市のスイーツ店「Qスイート」も今大会が初参加ながら、ホワイトチョコレート部門で2個の銅賞を受賞しており、台湾チョコレートの躍進をさらに印象付けた。チョコレートが新たな台湾土産に加わる日も遠くなさそうだ。
なお、福湾巧克力の商品は、台北101内の直営店でも購入することができる。
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