ニュース 政治 作成日:2019年11月21日_記事番号:T00087009
総統選の国民党候補、韓国瑜高雄市長は20日、韓氏夫妻がかつて台北市の大安森林公園(大安区)近くの高級住宅「幸安名廈」の物件に居住していたと報じた有力週刊誌『壱週刊』に対し、選挙情勢に影響を与える意図は明白で、名誉毀損(きそん)に当たるなどとして台北地方検察署に告訴した。21日付蘋果日報などが報じた。
告訴のために台北地検を訪れた韓氏選対広報担当の何庭歓氏。法曹界からは、報道内容が事実であれば『壱週刊』が罪に問われることはないとの見方が出ている(20日=中央社)
韓氏選対は15日、韓氏夫妻による台北市などでの過去6件の不動産投資歴を自主的に公表していたが、幸安名廈はこれに含まれていなかった。韓氏選対によると、同物件は韓氏夫妻の親戚の所有で、韓氏らは当時、家庭の事情でこの親戚から借りて住んでいたという。
『壱週刊』は、不動産登記の公開情報や付近の住民への取材から、幸安名廈の物件は1996年8月に李姓の人物が購入し、韓氏と家族は2001年9月の台風16号(アジア名・ナーリー)の襲来後まで居住したと報じた。告訴に対し同誌は、「韓氏夫妻が同物件を所有したとは報じておらず、記事は全て事実だ。告訴は政治的な意図に基づいており不当だ」と反論した。
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