ニュース 食品 作成日:2019年11月22日_記事番号:T00087017
植物油を使用したマーガリンなどの食品に含まれるグリシドール脂肪酸エステルに発がん性が指摘され、欧州連合(EU)が昨年、基準値を設定したことを受け、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は基準値を設定する方向で検討に入った。アジアでは初で、来年上半期にも実施される。22日付自由時報が伝えた。
欧州食品安全機関(EFSA)は2016年、高温処理を経た植物油加工食品にグリシドール脂肪酸エステルが含まれている可能性があると指摘した。特にパーム油を原料としたものにリスクがあるという。諸外国ではチョコスプレッド、食用油、マーガリン、ビスケットなどで含有が確認されている。
これまでの研究で、グリシドール脂肪酸エステルは腎臓がんを引き起こすリスクがあることが分かっており、国際がん研究機関(IARC)が「グループ2A」の発がん性物質に指定している。
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