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台達電、3年以内に車載電池商業化へ


ニュース 電子 作成日:2008年7月9日_記事番号:T00008703

台達電、3年以内に車載電池商業化へ

 
 アダプター最大手の台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の鄭崇華董事長は8日、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)電池のサンプルを既に開発しており、電源、モーターの技術と自動化の能力を組み合わせて、3年以内に車載電池の商業化を目指すと語った。9日付工商時報が報じた。

 台達電は、4月に4,295億台湾元(約1兆5,200億円)を投じて高効率リチウム電池生産工場を持つ、有量科技の株式を37%取得しており、今後も買収・合併を通じて電池産業での展開を進めるとみられる。

 台湾で初めてハイブリッド車を使用した鄭董事長は、原油価格の高騰でハイブリッド車の需要が高まっているが、これは電動カーへの過渡期に過ぎないという。新しい電池材料が出現しており、安全性と蓄電容量の問題が解決すれば、電動カーは新たな商機となると語った。