ニュース 電子 作成日:2019年11月25日_記事番号:T00087037
液晶パネルメーカー各社は、中小型パネルの第4四半期出荷が高水準になると予測している。第5世代移動通信(5G)商用サービスを開始する国・地域が来年増えることを受け、スマートフォンブランドが来年2月開催のモバイル製品の見本市「MWCバルセロナ(旧モバイル・ワールド・コングレス)」までに5G対応新機種を投入するため、年末に向けて在庫積み増しを行うとみられる。25日付工商時報が報じた。
瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)は、第4四半期のスマホ用パネルの出荷量は安定しており、年末まで需要好調が続き、価格は横ばいと予測した。友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は、スマホ用パネルは供給不足となっていると指摘。中小型パネル全体では出荷量は前期比5%減となるが、価格は0~5%上昇と予測した。
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)の予測によると、第4四半期のスマホ用アモルファスシリコン(a-Si)パネル価格は横ばい、低温ポリシリコン(LTPS)パネルは下落幅が縮小する。ハイエンド向けのアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルは、5Gスマホへの採用拡大で供給不足となっており、価格安定が続く見通しだ。
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