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ギガソーラー傘下の芯和、正極材12月に量産へ


ニュース その他製造 作成日:2019年11月25日_記事番号:T00087041

ギガソーラー傘下の芯和、正極材12月に量産へ

 太陽電池用導電性ペースト最大手、碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ、GSMC)の黄文瑞総経理は22日、傘下のリチウムイオン電池用正極材メーカー、芯和能源(グリーン・エナジー・エレクトロード)が12月に量産を開始し、中国の電池メーカーに出荷すると語った。大型バス、電動船舶、蓄電システムなど向けが見込まれる。23日付経済日報が報じた。

 ギガソーラーは負極材も開発し、サンプル出荷を行っている。来年にも成果が表れる見込みだ。

 同社は、太陽電池用導電性ペーストが売上高の90%を占める。主に中国向けで、台湾、東南アジアにも出荷している。太陽光発電市場は安定成長しているが、技術の進歩に伴い太陽電池に必要な導電性ペーストの量が減少していることから、同社の今年の出荷量は300トン余りと前年並みが予想されている。価格も大きな変動はなく、同社ではコスト引き締めで収益安定を図っている。