ニュース その他分野 作成日:2019年11月26日_記事番号:T00087072
台湾政府は現在、総統選挙までに「5プラス2産業創新政策」の第2弾を発表する方向で検討を進めているもようだ。第5世代移動通信(5G)や人工知能(AI)を組み合わせ、新興産業、新たなハイテク分野の発展につなげることを掲げる。蔡英文政権2期目に産業のレベルアップを実現する狙いだ。26日付経済日報が伝えた。
既存の5プラス2政策は、▽スマート機械▽アジア・シリコンバレー▽グリーンエネルギー▽バイオ医薬産業▽国防産業──を5項目の重点、▽新農業▽循環型経済──をプラス2とする内容。第2弾は、これに5G、AIなどの新興技術を加味する内容となる見通しだ。
政府関係者は「5プラス2政策の第1段階は既にある程度成果を収めた。現在は第2弾の発表を計画している。シンクタンクや関係官庁と政策延長プランを協議しており、選挙前、早ければ来月にも発表したい」と説明した。
5プラス2政策に5G、AIが含まれる見通しとなったことを工業技術研究院(工研院、ITRI)などは歓迎している。工研院の劉文雄院長は「米中貿易紛争で多くの産業や輸出が危機を迎えているが、台湾にとっては転機だ」とし、特に5G、AIが次世代の産業発展の礎になるとの見方を示した。
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