ニュース その他製造 作成日:2019年11月26日_記事番号:T00087075
経済部統計処が25日発表した10月の工業生産指数は113.54ポイントで、前月比2.48%上昇、前年同月比2.92%下落し、2カ月連続のマイナス成長だった。比較対象の昨年10月が過去最高だったことの他、世界経済の減速、国際原料価格の下落が理由だ。26日付工商時報などが報じた。
製造業生産指数は114.34ポイントで前月比2.78%上昇、前年同月比3.27%下落した。うち電子部品業は126.11ポイントで、前年同月比1.52%下落ながら、過去3番目の高水準だった。半導体の先進プロセスがけん引し、半導体業は136.4ポイント、液晶パネルと部品業は108.21ポイントだった。
コンピューター・電子製品・光学製品業は163.56ポイントで、前年同月比17.87%上昇と、13カ月連続で2桁成長を記録した。台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資が貢献した。
一方、機械設備業は101.16ポイントで、前年同月比18.66%下落と、6カ月連続で2桁マイナス成長だった。米中貿易戦争による先行き不透明で、企業の機械設備調達が鈍化しており、電子生産設備、ボールねじ、リニアガイド、工作機械などの生産量が減少しているためだ。
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