ニュース その他分野 作成日:2019年11月26日_記事番号:T00087076
台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した製造業の10月の営業気候観測指数は92.37ポイントで、前月比2.22ポイントの小幅下落となった。下落は2カ月連続。従来型産業の化学工業、プラスチック製品業、ベースメタル業などのメーカーで、同月の景気が悪いとの回答が半数を超えた。26日付工商時報などが報じた。
台経院の張建一院長は、半導体業や電子・情報通信業では出荷好調が続く一方、従来型産業の工作機械、金属・機電、化学材料は米中貿易戦争による打撃が大きく、依然悲観的な見通しで、今後半年間の景況感は二極化していると指摘した。
サービス業は89.04ポイントで、前月比0.07ポイント下落し、3カ月連続の下落となった。
一方、建設業は前月比5.07ポイント上昇の103.01ポイントで、過去1年9カ月で最高だった。台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資で事業用、工業用不動産の取引が増えた他、住宅市場はローン金利が依然低く、購入意欲が向上した。
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