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蔡氏のリード19ポイントに拡大、総統選支持率調査【図】


ニュース 政治 作成日:2019年11月26日_記事番号:T00087078

蔡氏のリード19ポイントに拡大、総統選支持率調査【図】

 蘋果日報が毎週行っている総統選挙の支持率調査で、民進党の現職、蔡英文氏の42.2%に対し、国民党の韓国瑜氏(高雄市長)は22.7%と、有力二候補の差が調査開始以来で最大の19.5ポイントに広がった。親民党主席の宋楚瑜氏は6.7%。蔡氏の支持率は10週連続で40ポイント台前半と横ばい傾向であるのに対し、韓氏は下落が止まらない。同紙が26日報じた。

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 蔡氏は、年齢層別、学歴、地域別など全てのカテゴリーで韓氏をリード。韓氏は香港の反中抗議活動の影響を受けた他、投票日直前の2週間は高雄市長リコール運動もマイナス要素となりそうだ。

 総統選と同時に行われる立法委員選挙については、選挙区の候補者の支持率は▽民進党、31.5%▽国民党、25.4%▽台湾民衆党、2.9%▽時代力量、2.1%▽親民党、0.9%──など。比例代表の政党支持率は▽民進党、31.2%▽国民党、24.2%▽台湾民衆党、10%▽時代力量、5%▽親民党、3.5%──など。民進党が総統選と立法委員選選挙区、比例代表の支持率全てで国民党を上回ったのは、今回の調査が初めてだ。

/date/2019/11/26/17poll_2.jpg選挙集会での蔡氏。総統・立法委員選は、民進党が圧勝する気配となってきた(中央社)