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作成日：2008年7月9日_記事番号：T00008710
友達６月売上高、前月比17％減
友達光電（ＡＵＯ）は８日、６月の連結売上高は367億2,400万台湾元（約1,289億円）で、前月比17.2％減、前年同月比5.7％減となったと発表した。同社は売上減の理由について、景気見通しの不透明度が増す中、顧客が在庫の積み増しを抑制したためと分析している。９日付経済日報が報じた。
第２四半期の連結売上高は1,234億6,400万元で前年同期比16.5％増だが、第１四半期からは9.6％減少した。これについて同社は、モニターと液晶テレビ用パネルの平均単価と出荷量が予想より低くなったことを挙げている。
６月の大型パネルの出荷量は約672万枚で前月比12.9％減、中小型パネルの出荷量は約1,351万枚で前月比2.7％減だった。
第２四半期の大型パネル出荷量は約2,182万枚で前期比0.9％減、前年同期比12％増となった。第２四半期の中小型パネル出荷量は約4,188万枚で第１四半期より11.1％増、前年同期比29.9％増だった。
同社は引き続き市場の需給状況を見ながら、設備稼働率を調整していくとしている。
