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電子製品不振、中小型液晶パネル減産


ニュース 電子 作成日:2008年7月9日_記事番号:T00008711

電子製品不振、中小型液晶パネル減産

 
 景気低迷で電子製品の販売が落ち込み、液晶パネルメーカーが第2四半期より中小型パネルの減産に乗り出している。9日付電子時報が伝えた。

 中小型パネルは昨年好況で、今年も第1四半期まで堅調だっただけに、第2四半期の急速な需要減にメーカーは驚きを隠せずにいる。第2四半期の当初予測が外れたため、各メーカーとも下期の業績に模様眺めの空気が漂っている。

 各社の動きを見ると、大型パネルから中小型パネルへの参入拡大を目指していた奇美電子(CMO)が減産に入ったほか、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)はモニター用や低価格ノートパソコン用のパネル生産にシフト。凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)などの小型パネルメーカーは生産能力利用率が90%前後に低下し、液晶モジュール(LCM)の生産を優先的に減らした。