ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大型液晶パネル減産、駆動ICメーカー直撃


ニュース 電子 作成日:2008年7月9日_記事番号:T00008712

大型液晶パネル減産、駆動ICメーカー直撃


 大手パネルメーカーが第3四半期に大型パネルの減産に入ったことを受け、駆動ICやアナログICのメーカーが業績に大きな影響を受けそうだ。9日付電子時報が伝えた。

 IC設計業者によると、液晶パネル市場は大型パネルを中心に短期的な供給過剰状態にあり、台湾の液晶パネルメーカーが1.5カ月分に及ぶ在庫消化のため、減産に踏み切った結果、大型パネルに使用されるICの発注量は前月に比べ50%以上落ち込んでいるという。

 瑞鼎科技(レイディウム・セミコンダクター)、矽創電子(シトロニクス)、聯詠科技(ノバテック)、旭曜科技(オライズ・テクノロジー)、台湾類比科技(AAT)などICメーカー各社は、納入先の在庫調整に伴い、7月の業績伸び悩みを予測している。各社とも8~9月の業績回復を見込んでいるが、7~9月期の売上高は4~6月期をわずかに上回る程度にとどまる見通しだ。