ニュース 電子 作成日:2019年11月29日_記事番号:T00087148
放熱モジュール大手、泰碩電子(タイソル・エレクトロニクス)の梁竣興総経理は28日、中国大手の第5世代移動通信(5G)基地局向けで受注を獲得したと明かした。来年第1四半期に試験生産、第2四半期に量産出荷する。中国の同分野で台湾メーカー最初の受注とされる。29日付経済日報が報じた。
中国では、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や中興通訊(ZTE)による5G基地局出荷が、今年の20万~25万基から、来年には60万~100万基に拡大するとみられる。基地局1基当たり最低3個の放熱器が必要だ。
梁総経理は、来年は5G基地局向けで平均単価が上昇すると予測。スマートフォン向け放熱板の受注も好調で、来年の5Gスマホ需要への対応のため、放熱板の月産能力を年内に300万枚まで引き上げると説明した。
梁総経理はまた、▽スマホ▽モバイル端末▽AIoT(人工知能+モノのインターネット)ターミナル設備▽データセンターとクラウドコンピューティング▽電動自動車(EV)向け車載システム▽未来の交通機関▽新エネルギー──向けなど5G時代に伴う応用拡大に注力しており、顧客の増加で好業績が続いていると指摘した。
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