飲食店向けソリューション業者の資厨管理顧問（iCHEF、アイシェフ）は28日、メッセンジャーアプリ「ＬＩＮＥ」のＱＲコードを使ったメニュー注文サービス「快一餐」、宅配サービス「Lalamove（ララムーブ）」との提携で、飲食店向けの「iCHEFオンライン注文受け付けプラットフォーム」を発表した。29日付工商時報が伝えた。
同プラットフォームは店内飲食、テークアウト、宅配の全てに対応し、オンラインで注文を受け付けることが可能で、店舗の省力化につながる。
消費者はＱＲコード、ウェブサイト、ＬＩＮＥの公式アカウントなどを通じて飲食店のメニューを注文し、宅配を受けることもできる。
iCHEFのオンライン注文受け付けサービスは既に100カ所以上の飲食店で採用されており、年内に300カ所、来年には１万カ所での採用を目指す。
iCHEFは飲食店の宅配サービス市場が拡大していることを受け、今後も提携先を増やしていく方針だ。同社のデータによれば、台湾では今年の春節（旧正月）後から飲食店の宅配サービス市場が爆発的に成長したという。
