ハイテク専門ニュースサイトPhoneArenaの報道によると、アップルは2020年９月にも発表するiPhone新機種の出荷予測を既に重要パートナーに伝えており、販売台数は１億台を見込んでいるようだ。業界関係者は、アップル初の第５世代移動通信（５Ｇ）対応機種となり、買い替えが進むと予想した。29日付経済日報が報じた。
サプライヤー各社はノーコメントだ。市場の従来予想8,000万台を25％上回るため、▽ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）▽光学レンズ世界最大手、大立光電（ラーガン・プレシジョン）▽ＥＭＳ（電子機器受託生産サービス）世界最大手、鴻海精密工業──などの業績に大きく貢献しそうだ。
筐体（きょうたい）やガリウムヒ素（ＧａＡｓ）半導体は５Ｇ対応iPhoneの重要部品とみられる。金属筐体最大手の可成科技（キャッチャー・テクノロジー）は５Ｇ商機を有望視している。ＧａＡｓファウンドリー最大手、穏懋半導体（ウィン・セミコンダクターズ）は月産能力４万1,000枚へと、5,000枚増強する計画がある。
