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海光のファスナー受託工場、21年に稼働へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年11月29日_記事番号:T00087151

海光のファスナー受託工場、21年に稼働へ

 鉄筋メーカー、海光企業は、ねじなど工業用ファスナーの受託生産工場に着工しており、来年第4四半期に試験生産、2021年に稼働する予定だ。投資額は7億台湾元(約25億円)以上。29日付工商時報が報じた。

 海光は、ファスナーの受託生産工場には電気めっきと熱処理のライン各3本と酸洗いのラインを設置すると説明した。年産能力はそれぞれ▽電気めっき、7,200トン▽熱処理、2,700トン▽酸洗い、1万9,000トン──を計画している。

 海光はファスナーの受託生産に参入する理由として、▽不動産市場の景気回復▽台商(海外に進出した台湾系企業)のUターン投資▽都市再開発──などで需要が期待できると説明。現時点で5~6社のファスナーメーカーが同社との提携意向を示しており、受注は確保できるとの見通しを示した。