ニュース 石油・化学 作成日:2019年11月29日_記事番号:T00087152
ビニールテープ大手、炎洲集団(YCグループ)は、ポリ塩化ビニル(PVC)テープの受注が満杯状態のため、ベトナムで生産ライン2~3本を増設し、来年第1四半期に稼働する計画だ。月産能力は100万~110万平方メートル拡大する。29日付工商時報が報じた。
炎洲はPVCテープ市場でシェア20%の世界2位。同製品は工業用に使用されるため技術レベルが高い。ベトナムでの生産能力増強は、粗利益率が高いこと、東南アジアで需要が多いこと、米中貿易戦争の影響などを考慮した。月間売上高4,000万~5,000万台湾元(約1億4,400万~1億8,000万円)の増加が見込まれる。
一方、化学品メーカーの三福化工は、来年下半期にベトナム北部のハイフォン市で新工場が完成する予定だ。化学材料工場は主に太陽電池メーカー向けで、年産能力は3,200トン。ガス工場は来年11月稼働予定で、年産能力6万9,310トンだ。
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