ニュース 商業・サービス 作成日:2019年11月29日_記事番号:T00087156
あす30日で18年間にわたる営業を終了する台北市松山区のショッピングセンター(SC)、京華城購物中心(リビング・モール)は28日、謝恩会を開催した。京華城を運営する威京総部集団(コアパシフィック・グループ)の沈慶京主席は「皆さんを失望させてしまった」と謝罪した。29日付蘋果日報が報じた。
京華城は01年の開業当時、世界最大の球形の商業建築で、台湾のランドマークとして人気を博し、最大で1日当たり延べ50万人が訪れた(28日=中央社)
沈主席は「高齢者から子供まで楽しく過ごせる場所をつくろうと京華城を開業した。繁盛していた時期もあったが、閉店することになってしまい、株主を含め応援してくれた全ての人に申し訳ない」と述べた。従業員は解雇するのかとの記者の質問に対しては、「彼らは永遠に私の仲間であり、戦友だ」と涙を流した。
京華城は業績不振を受けて昨年から売却入札を実施し、今年9月に同グループ傘下の中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)が落札した。2023年に19階建ての高級オフィス商業施設4棟に生まれ変わる予定だ。
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