ニュース 金融 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087181
蔡英文総統は29日、台北金融科技展(フィンテック台北)の開幕式であいさつし、金融業発展に向けた3施策を表明した。30日付工商時報が伝えた。
金融監督管理委員会(金管会)の顧立雄主任委員は、台湾は経済が安定し、金融・ハイテク人材が豊富で、制度・インフラが整っており、投資に魅力的とアピールした(29日=中央社)
蔡総統はまず、フィンテックが近年、産業の焦点になったとした上で、来年には科学技術予算を引き続き増額し、台湾のデジタルトランスフォーメーションを推進するとした。
また、米中貿易戦争や香港情勢が台湾の産業には新たな試練とチャンスをもたらすとした上で、政府として台湾をアジアにおける企業の資金調達、ハイレベルの資産管理拠点としていく方針を示した。その上で、今後4年で外国為替取り扱い指定銀行(DBU)とオフショア銀行部門(OBU)による資金流動制限やOBUの口座開設条件を緩和していくとした。
この他、シンガポールや香港にあり、台湾にはない金融商品について、解禁に向けた検討を行い、資産家に台湾で資産管理を行ってもらうことを目指すとした。
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