ニュース 運輸 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087182
台湾鉄路(台鉄)が2024年までに50編成600両を導入する都市間鉄道用列車の車両デザインが30日発表された。車体は白と黒のシンプルかつ現代的なデザインで、先頭車両は流線形。連結部付近の上部には赤色の線を配した。内装は白、黒、グレーの3色から成る。1日付自由時報などが報じた。
モノトーンの配色は、台鉄車両の従来のデザインイメージを大きく塗り替えるものだ(30日=中央社)
同車両は日立製作所が製造。20年末に納車が始まり、全体の28%に当たる168両が花蓮~台東を結ぶ花東線で優先的に使用される。1編成12両で、普通席とビジネス席があり、8両編成の特急プユマ(普悠瑪)号やタロコ(太魯閣)号と比べて座席数が139席増加する。全編成が営業運転に投入される24年には、旅客輸送能力が平日で36%、休日で43%向上する。
発表会に出席した蕭美琴立法委員(民進党)は、都市間鉄道車両の導入で、車両の老朽化、輸送能力不足の問題を解決できると述べつつ、花東線は単線区間が多いため、複線化の実現こそが運行本数拡大に向けた根本課題と指摘した。
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