ニュース 運輸 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087183
倉庫・物流業に特化した「沙崙産業園区」が29日、桃園市大園区で着工した。総面積28ヘクタール、産業用地17ヘクタールで、2021年の完成予定。約1,000人の就業、年間生産額10億元(約36億円)を見込む。30日付工商時報が報じた。
台湾の農産物・水産物の競争力向上、地域発展をもたらすと見込む(桃園市政府リリースより)
沙崙産業園区は桃園市政府が用地取得に50億元を投じて開発を進めるもので、全体の74%を公有地が占める。車で桃園国際空港まで15分、台北港まで25分の場所に位置し、▽大園工業区▽観音工業区▽桃園科技工業園区──などの産業拠点も含めて一帯の物流商機に対応できる。
沙崙産業園区には太陽光発電とスマート蓄電システムを設置。また、発光ダイオード(LED)スマート街路灯や、大気・水環境および交通環境などの監視システムを制御するスマート園区管理システムを導入する。
鄭文燦桃園市長は、沙崙産業園区には、桃園航空城、行政院農業委員会(農委会)が計画する桃園農業物流園区コールドチェーン物流センターと、国際倉庫・物流業の分担で連携する重要な役割を期待すると語った。
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