ニュース 農林水産 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087186
今年1~10月に台湾から輸出された米の量が7万3,000トンを超えた。通年の輸出量は、台湾が世界貿易機関(WTO)に加盟した2002年以降の17年間で最高を記録すると予想されている。2日付自由時報が報じた。
日台企業の提携で29日、日本に向け1,140トンを輸出した。過去最高の受注だ(29日=中央社)
行政院農業委員会(農委会)によると、かつて政府が備蓄米(公糧)制度に基づいて買い取った米は2~3年保管した上で売却していたため、飼料としての価値しかなく、価格は1キログラム当たり約6台湾元(約21.6円)と低かった。しかし2年ほど前に備蓄米が早期に輸出できるよう規制が緩和されたことで、今年の販売価格は約20元に上昇した。今年24万トン販売すれば、収益が33億元増える計算だ。
農委会は、域内の米の需給バランスを考え、今後2年以内に年間輸出量を20万トンまで増やしたい考えだ。これにより市場での米価格が政府による買い取り価格を上回るようになれば、買い取り制度の撤廃が議論される可能性がある。
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