ニュース 政治 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087187
総統選の投票日まで約40日となる中、再選を目指す民進党の蔡英文総統は30日、国民党から出馬する韓国瑜高雄市長の妻、李佳芬氏の実家がある雲林県で選挙集会を開き、福祉充実などの政見を訴えた。1日付蘋果日報が伝えた。
蔡総統は「次の4年間で経済を改善し、国家を強くし、青年の起業を成功させ、高齢者と子どもに対するケアを強化する」と述べ、特に育児手当増額など福祉政策の充実を訴えた。中台関係については、一国二制度の受け入れは「あり得ない」とする従来の立場を強調した。
一方、韓高雄市長は同日、▽小学1年生からの中・英バイリンガル教育実施▽大学の学部、修士課程での1年間の交換留学▽45歳以下の軍人・公務員・教員(軍公教)、警察官・消防官の1年間の海外学習──という教育分野の3本の矢を改めて政見に掲げた他、同性婚にも理解を示す発言を行った。青年層の支持を広げようとする選挙戦略の一環と受け止められている。
同日は、親民党総統候補の宋楚瑜主席(中)、台湾民衆党主席の柯文哲台北市長(右)、郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長(左)が、無所属の立法委員候補の応援でそろってステージに登った(30日=中央社)
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