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深圳で行方不明の台湾人、逮捕が判明


ニュース 政治 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087188

深圳で行方不明の台湾人、逮捕が判明

 屏東県枋寮郷の李孟居郷政顧問が、8月に香港経由で広東省深圳市に入った後、「国家安全を害する活動を行った」として拘束された問題で、中国紙・南方日報は30日、国家安全当局の話として、李氏が「スパイ行為」や「国家機密漏えい」などの疑いで10月31日に深圳市国家安全局に逮捕されたと報じた。1日付蘋果日報が伝えた。

 報道によると、李氏は「台湾独立組織の幹部分子」とされ、香港で反中デモを支持した他、中国国内で軍事機密を探ろうとした容疑で逮捕されたという。

 李氏は深圳に入る直前、デモ現場で記念撮影を行った他、メディアが撮影した香港付近に集結する人民解放軍の写真を友人に転送するなどしていた。

 こうした中、中国の劉暁明駐英大使は英BBCテレビに出演し、「中国には政治犯はおらず、政治的意見の相違で刑務所に入った人はいない」などと主張した。