ニュース 医薬 作成日:2019年12月4日_記事番号:T00087231
電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)のバイオテクノロジー事業子会社、緯創生技投資控股(ウィストロン・メディカル・テック・ホールディング)は今後、▽体外診断▽医用画像▽外骨格ロボット▽医療情報システム──の4分野でビジネスチャンスを模索していく方針だ。4日付経済日報が伝えた。
ウィストロンの黄俊東技術長は「医療事業の版図を拡大し、グループ全体の収益水準を高めていく」と述べた。
ウィストロンが事業多角化に向け、2016年に設立した緯創生技は、バイオ医療技術関連のベンチャー企業育成に努めており、これまで内外で10社以上に投資を行った。
黄技術長は「緯創生技の資本金は20億台湾元(約71億円)だが、近年の大規模投資でほぼ使い果たした。グループは来年、緯創生技の増資を計画している」と述べた。
緯創生技が重点として掲げる4分野のうち、最も注目を集めているのは外骨格ロボットで、これまでに福宝科技(フリー・バイオニクス)、B-Temia(B-テミア)、Suitxの3社に投資を行い、世界で最も軽い歩行補助ロボットの開発に成功。既に台湾で認証を取得しており、今後は外骨格ロボット業界をリードする存在を目指す。
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