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保険会社の自社株買い、規制緩和


ニュース 金融 作成日:2008年7月10日_記事番号:T00008726

保険会社の自社株買い、規制緩和

 
 行政院金融監督委員会(金管会)の陳樹主任委員は9日、保険会社が自社株買いを行うためのリスクベース自己資本(RBC)比率の条件を現行の300%から250%に引き下げる方針を示した。10日付工商時報が伝えた。

 これにより、国泰金融控股、新光金融控股、富邦金融控股、台湾人寿、中国人寿が自社株買いを実施する資格を得る。

 陳主任委員は「馬英九政権は金融業の発展に向け、大規模な規制緩和、開放措置を取り、不合理な規制、時間がかかりすぎる取引、審査について見直しを進める」と述べた。

 陳主任委員はこのほか、馬政権発足以来24%も下落している株価の下支え対策として、経済のファンダメンタルズに関する正確な統計数値の発表に努めることや個人投資家が誤った情報で市場への信頼をなくすことがないようにすることなど、当面の施政方針を明らかにした。