ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月10日_記事番号:T00008727
高級スーパーが、最近の物価高にもかかわらず好調な業績を維持しているようだ。遠東百貨が代理権を持つ香港系のシティースーパーは今年、上半期売上高が復興店(太平洋そごう復興館地下)で30%成長し、遠企店(台北市敦化南路)も店舗面積を縮小したものの約10%の成長をみせた。また、「スーパー界のルイ・ヴィトン」の異名を持つ米系ディーン&デルーカも上半期の業績は従来の水準を維持したが、平均客単価は3,000台湾元(約1万600円)を維持した。10日付経済日報が報じた。
高級スーパーの商品は日本や欧米からの輸入品を主としており、比較的域内物価の影響を受けにくくなっている。シンガポール系のジェイソンズ・マーケットプレイスを代理経営する恵康百貨の賈開琴行銷総監は、「高所得顧客層の消費に物価高による減退は見られず、オリジナリティのある特徴的な商品を好む客層の消費力はかなり安定している」と分析する。
ジェイソンズが5月に開催したイタリアトリュフ(100グラム1,500元)の予約販売イベントでは、予想の2倍に当たる予約があり、「香港風華美食匯演(香港高級グルメ祭)」イベントを開催しているシティースーパーでも香港老舗菓子店、陳意斉の「燕窩膏(ツバメの巣入菓子、6個280元)50セットが1日で完売したという。新光三越のスーパーも、上半期は野菜・果物の売り上げが毎週実施した季節商品の特売効果により約10%成長した。
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