ニュース
その他製造
作成日：2008年7月10日_記事番号：T00008730
緑能、8.6億ドルの原料供給契約を締結
大同傘下の太陽電池用多結晶シリコンウエハー製造最大手、緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）が韓国ＤＣケミカル社と８億5,800米ドルの多結晶シリコン（ポリシリコン）供給契約を締結した。契約期間は2009年から16年までの８年間。緑能は今年３月にもＤＣケミカルと２億6,000米ドルの供給契約を結んでおり、今回の契約を加え計11億8,000米ドル分の原料供給を確保したことになる。10日付蘋果日報が報じた。
また緑能は今年、川下メーカー９社とシリコンウエハー供給契約を交わしている。
緑能は下半期の中国展開も確定しており、経済部投資審議委員会（投審会）の認可を待って正式に中国でシリコンインゴット製造工場を設立する。同社は中国最大の太陽電池メーカーから既に受注しており、今後当地でのシェア拡大を狙う。
