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省エネ志向進む、6月の原油輸入量が26%減少


ニュース 石油・化学 作成日:2008年7月10日_記事番号:T00008731

省エネ志向進む、6月の原油輸入量が26%減少


 財政部によると6月の原油輸入量は計2,661万バレルで、前年同期比26.2%の減少となった。減少は3カ月連続で、減少幅は昨年2月以来で最大。財務部の許瑞琳副統計長は、5月の石油製品の値上げ以降、サラリーパーソンの自転車通勤が増えるなど、省エネ志向が進んだことが大幅な輸入減の主因とみている。10日付中国時報が報じた。

 財政部の統計では、1~6月の原油の平均輸入単価は1バレル98.63米ドルで、総輸入量は前年同期比9.8%減の1億7,000バレルとなった。

 また経済部能源局(エネルギー局)は9日、15日から台湾本島内で販売されるディーゼル油にはすべて1%のバイオディーゼル燃料を添加すると発表した。同局では、1年に3,850万リットルの化石ディーゼル燃料が節約でき、12万6,000トンの二酸化炭素(CO2)排出が削減できると推測している。なお、バイオディーゼルの生産コストはディーゼル油の小売価格には反映させない。