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長聖生技の樹状細胞療法、臨床応用進む


ニュース 医薬 作成日:2019年12月9日_記事番号:T00087310

長聖生技の樹状細胞療法、臨床応用進む

 長聖国際生技(エバー・シュプリーム・バイオテクノロジー)は6日、免疫細胞の一つである樹状細胞の働きを利用したがんに対する樹状細胞ワクチン療法「ADCV01」について、衛生福利部(衛福部)の臨床応用認可を取得して以降、これまでに600人から問い合わせがあり、投与契約が40件に達したことを明らかにした。7日付経済日報が伝えた。

/date/2019/12/09/09ever_2.jpg同社は、最新の医療機器や医療技術を集めた「台湾医療科技展(ヘルスケア+エキスポ台湾)」で記者会見を開き、台湾内外に細胞新薬の優れた研究開発技術と充実した開発チームの実力をアピールした(同社リリースより)

 同社は中国医薬大学附設医院(チャイナ・メディカル・ユニバーシティー・ホスピタル)と提携し、「特定医療技術検査検験医療儀器施行・使用管理弁法(特管弁法)」に基づき、今年5月にステージ4の固形がん、9月にはステージ1~3の固形がんで標準的な治療法の効果がなかった場合について、樹状細胞ワクチン療法を申請し、臨床応用が認められた。

 同社はまた、骨髄間葉系幹細胞(BMSC)、サイトカイン誘導キラー細胞(CIK)、樹状細胞CIK(DC-CIK)などの研究成果についても、医療機関との提携を申請している。