ニュース その他分野 作成日:2019年12月10日_記事番号:T00087338
台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)の許璋瑶董事長は9日、来年の新規株式公開(IPO)実施企業について前年比約30%増の24社を目標とすると述べた。10日付経済日報などが報じた。
観測によると、TWSEが来年IPOを実施する可能性を見込む企業24社の多くは、米中貿易戦争の影響で生産拠点を移転したり、台湾にUターン投資を実施したりする台商(海外で事業展開する台湾系企業)の子会社とみられる。
また、IPO実施が確実な企業としては、宏碁(エイサー)創業者、施振栄(スタン・シー)氏が設立した基金会が出資する瑞磁生物科技集団(アプライド・バイオコード)や、中華航空(チャイナエアライン)傘下の台湾虎航(タイガーエア台湾)がある。
9日はトヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車傘下の和潤企業(和泰ファイナンス、HFC)がIPOを実施。公募価格53台湾元(約189円)に対し、取引初日の終値は98元を付け、時価総額は504億元まで上昇した。
和潤企業の田天明董事長。台湾は新車をローンで購入する消費者の割合が欧米よりも低く、市場の開拓余地は大きいと語った(9日=中央社)
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