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ヤフー奇摩、Firefoxと提携ブラウザ


ニュース 電子 作成日:2008年7月10日_記事番号:T00008735

ヤフー奇摩、Firefoxと提携ブラウザ


 ポータルサイト最大手のヤフー奇摩は9日、オープンソースのブラウザ「ファイヤーフォックス(Firefox)」を開発する米公益法人モジラの中国法人、北京謀智網絡技術(モジラ・オンライン)と提携し、台湾向けのブラウザー「ヤフー奇摩ファイヤーフォックス」を開発すると発表した。双方は今後、アジア太平洋地域で協力範囲を拡大していく。10日付経済日報が伝えた。

 台湾向けブラウザには、ヤフー奇摩の検索機能のほか、地元密着型の人気サービスへのリンク、アクセス管理機能などが搭載される。

 ヤフーの鄒開蓮アジア太平洋地区担当総経理は、「ファイヤーフォックスの開発に全面的に協力し、ブラウザのユーザーがヤフーのサイト上のサービスをすべて利用できるようにしたい」と述べた。

 ファイヤーフォックスの台湾でのシェアは現在20%前後とされる。ヤフーとモジラの提携は、米マイクロソフトの「インターネット・エクスプローラー」などに対抗してシェアを拡大する狙いが込められているとみられる。