ニュース 電子 作成日:2019年12月13日_記事番号:T00087400
電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)は12日、マレーシア・ペナン州南西部の沿海地区で新たな工場棟を取得したと発表した。取得額は4,000万リンギット(約10億6,000万円)、建物面積は1万2,986平方メートル。同社はスマート端末の中国以外への生産移転を進めており、早ければ来年第2四半期にも同工場から製品が出荷される見通しだ。13日付工商時報が報じた。
巫永財総経理(中)は、現段階ではベトナムへの移転は検討していないと説明した(12日=中央社)
市場では、顧客のアップルが来年のワイヤレスイヤホン、AirPods(エアポッド)シリーズの販売7割増以上を目標に掲げているとして、これに合わせての生産移転加速とみている。
ペナン州では、傘下の英華達(インベンテック・アプライアンシズ)が、今年1月から一部スマート端末の出荷を開始している。
インベンテックは米中貿易戦争への対応のため、ノートパソコンは台湾、サーバーはチェコ、スマート端末はマレーシアと、中国以外への生産移転を進めている他、新たな移転先としてフィリピンを検討している。
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