ニュース 石油・化学 作成日:2019年12月13日_記事番号:T00087408
ビニールテープ大手、炎洲集団(YCグループ)は、米中貿易戦争に伴う世界の生産拠点見直しで、中国石化事業の売却を推進する。浙江省寧波の二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムの生産設備を2020年第1四半期に処分する他、業績不振の陝西合亜達膠黏製品、および遊休状態の上海工場も売却を目指す。13日付工商時報が報じた。
中国石化事業は環境検査の厳格化によって成長力が落ちており、米国による制裁関税もあるため、今後はベトナムでポリ塩化ビニル(PVC)テープの生産を強化する。当面、生産ライン2本を増設する方針。
炎洲のOPPフィルムの月産規模は2億1,000万平方メートルで世界2位。同社売上高の38%を占める。月産2,000万平方メートルのPVCテープも世界2位で、売上比率は24%。この他、ポリエチレン(PE)テープの月産量は500万平方メートルで、両面テープは300万平方メートルだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722