ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

Eee PC上半期販売170万台、目標に30万台届かず


ニュース 電子 作成日:2008年7月10日_記事番号:T00008743

Eee PC上半期販売170万台、目標に30万台届かず

 
 華碩電脳(ASUS)は9日、同社の低価格ノート型パソコン(ノートPC)、Eee PCの上半期の販売数量が170万台だったと発表した。同社は当初、上半期の目標販売台数を200万台としていたが、30万台届かなかった。低価格ノート市場の成長鈍化を意味するのかどうか、宏碁(エイサー)やヒューレット・パッカード(HP)など後発参入組の関心を集めている。10日付電子時報が報じた。

 華碩は目標未達の理由について、一部の部品不足や全体的な経済環境が悪かったためとしている。なお、沈振来同社執行長は、「下半期も不安定な景気が続くが、全力で500万台の販売目標に向けて邁進する」と表明し、低価格ノート市場の将来性に楽観的な見方を示した。

 インテルは低価格ノートの今後4年間の累計販売台数は少なくとも4,700万台に達するとの見通しを示しており、多くの市場調査機関も08年、09年の低価格ノートの通年販売台数を、少なくとも1,200万~1,500万台とみている。しかし、沈執行長はインテルのプロセッサー、Atomの供給不足で、年間の販売数量は1,000万台にとどまるとの見解を示した。