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MRT環状線1期区間、年内開通が不透明に


ニュース 運輸 作成日:2019年12月16日_記事番号:T00087438

MRT環状線1期区間、年内開通が不透明に

 交通部は14日、台北都市交通システム(MRT)環状線の第1期区間(西環段、大坪林~新北産業園区)の落成検査に向けた準備会合を開いたが、落成検査の日時は決まらなかった。補足資料の提出を受けた上で、今週中にも検査日程が固まる見通しだが、当初見込んでいた年内開通は不透明となった。15日付聯合報が伝えた。

 検査日程の決定が延びたのは、初期検査で指摘された改善事項12項目とその改善状況などを精査するのに時間が必要だとする意見が、検査委員から示されたことなどによる。開通遅延となった場合、春節(旧正月、2020年は1月25日)前の開通が当面の目標となりそうだ。

 侯友宜新北市長は「年内開通を深く望んでいるが、検査委員が指摘した問題に沿って、最善の状態にまで改善を行い開通させる」と述べた。