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群創の6月売上高減少、減産計画はなし=許財務長


ニュース 電子 作成日:2008年7月10日_記事番号:T00008747

群創の6月売上高減少、減産計画はなし=許財務長

 
 鴻海集団傘下の液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の6月売上高は、前月比9.6%減、前年同月比0.89%減の132億2,200万台湾元(約460億円)だった。許嘉成同社財務長(CFO)は、大手パネルメーカーが減産に入っているという情報が伝えられる中、「当社はそのような計画はない」と否定した。10日付経済日報などが報じた。

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 許同社財務長はまた、同社はパネルの自社生産率が26%で、外部調達が7割以上に上るが、この比率を引き下げることはないとも語った。

 同社によると、第2四半期は液晶モニターの出荷台数は前期比20%以上成長、上半期全体でも前年同期比20%以上の成長を記録した。第3四半期も引き続き成長が見込めるという。パネル市場で価格の下落や中小型の需要減がみられるが、同社はモニター用の出荷台数の伸びでカバーできる範囲内だとみている。

 中華映管(CPT)の6月の連結売上高は、前月比16.6%減、前年同月比23.2%減の104億元だった。TFT-LCD事業部は、前月比18.3%減、前年同月比26.3%減の90億5,000万元だった。大型パネル出荷枚数は、前月比11%減、前年同月比12.4%減の211万枚だった。