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遠東航空の運航再開、可否判断は春節明け以降か


ニュース 運輸 作成日:2019年12月19日_記事番号:T00087507

遠東航空の運航再開、可否判断は春節明け以降か

 先週12日に突然全路線の運航を停止した遠東航空(ファーイースタン航空)の運航再開を交通部民用航空局(民航局)が認めるかどうかに注目が集まる中、林佳龍交通部長が18日、増便や大型機投入で春節(旧正月、2020年は1月25日)連休期間の混雑緩和に協力する華信航空(マンダリン航空)と立栄航空(ユニー航空)への感謝の意を表明したことから、遠東航空に対する判断は早くても春節連休明け以降になるとの見方が出ている。19日付聯合報が報じた。

 遠東航空は運航停止の翌13日に張綱維董事長が一転、資金繰りにめどが付いたため事業を継続すると表明。事業免許取り消し処分を行わないことと、早期運航再開を求める意見陳述書を期限の18日夕方までに民航局に提出した。

 現在、民航局が審議を進めているが、遠東航空の事業免許取り消し処分は確実との見方も浮上している。ただ、来年1月11日に総統選挙と立法委員選挙が行われるため、処分の決定時期などを巡って意見が分かれているとされる。