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復興航空が撤退、台北〜台南の航空路線消滅


ニュース 運輸 作成日:2008年7月11日_記事番号:T00008754

復興航空が撤退、台北〜台南の航空路線消滅


 復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)は8月から台北~台南線の運航を停止する。これにより、同路線は運航する航空会社がすべて撤退し消滅する。11日付蘋果日報が報じた。

 同社は現在台北~台南を1日1便で運航しているが、搭乗率は3割程度で採算が取れず、既に交通部民用航空局(民航局)に運航停止の申請を行った。同社は7月から台北~高雄線の運航も停止している。

 航空各社は台湾高速鉄路(高鉄)の運賃割引攻勢や航空燃料高騰の影響で西部地域の運航を次々と停止しており、現在台北と西部地域を結ぶ路線は、華信航空(マンダリン・エアラインズ)の台北~高雄の1日2便を残すのみとなった。

 張国政民航局長は、「将来、西部地区の航空路線が完全に消滅する可能性も否定できない」と語っている。