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金融
作成日：2008年7月11日_記事番号：T00008756
人民元販売、業務開始８日で1.6億元
域内での人民元両替業務スタートから８営業日が過ぎ、これまで販売された人民元は、14金融機関合わせて１億6,000万元（約25億円）に上った。両替されるのはすべて100元札であることから、160万枚の「毛沢東」が台湾住民の手に渡ったことになり、積み上げると160メートルの高さになる。11日付中国時報が報じた。
人民元両替サービス初日の先月30日には、全土で予想を下回る1,376万人民元しか販売されず、冷ややかな反応となった。しかし２日目以降は販売額が爆発的に成長し、ある銀行の幹部は「初日の状況を見て失望したが、２日目から取引高が倍増しほっとした」と語っている。
ただ、関係者にとって最も意外だったのは、人民元買い取りが８日間で6,461万元にも達したことで、「台湾人はこんなに多くの人民元を貯め込んでいたのか」と驚いている。
銀行関係者によると、現在のところ人民元の売買高は買い取りが一日平均700万元、販売が同1,700万元で、交換レートに大きな変動がなければ今後も、この水準を維持するとみられる。
