ニュース 政治 作成日:2019年12月24日_記事番号:T00087586
国民党の総統選挙予備選で韓国瑜高雄市長に敗北し、無所属での出馬も断念した郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長は23日、テレビのトーク番組で「総統選に出馬しなかったことを後悔している」と語った。24日付自由時報などが報じた。
郭氏は、国民党は志を忘れ、若者層の支持が得られなくなっていると批判した(ユーチューブより)
国民党が総統選で劣勢に立ち、立法委員選でも支持率下落が伝えられている現情勢に対し、「韓氏ではなく私が出馬していれば、状況は真逆だったはずだ」と指摘。韓氏の最大の問題として、高雄市長になったばかりにもかかわらず総統選に立候補したことを挙げた。また、今回は立法委員選に注力し、民進党の圧倒的優位に対抗すると表明した。
一方、次回2024年総統選について「市民から必要とする声が上がれば、永遠にそばにいる」と述べ、出馬意欲を示唆した。自身は中華民国派で、台湾の安定や平和、経済、未来を重視しているが、政党選びや出馬の形態にはこだわらないと説明。24年総統選へは柯文哲台北市長(台湾民衆党)がいち早く出馬を示唆しており、これに対して「当選する可能性は高い」との見方を示しつつも、「どのようなテーゼで戦うのか。民衆党が負担になり、問題が始まる」と疑問も投げ掛けた。
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