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東元集団、ペリカン便の中国進出を計画


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月11日_記事番号:T00008761

東元集団、ペリカン便の中国進出を計画

 
 東元集団が出資する「宅配通(ペリカン便)」が、日本通運、伊藤忠などの日本の提携パートナーと合弁で北京および上海への進出を計画している。東元によると、「宅配通」の域内における上半期利益は7,000万台湾元(約2億4,600万円)以上で目標を大きく上回っており、今年通年では1億2,000万元を超える勢いだ。11日付蘋果日報が報じた。

 「宅配通」は昨年初めて利益が5,000万元を超え、今年はインターネット・ショッピングやインターネット共同購入が普及したことに恩恵を受け業績を伸ばしている。

 東元はまた、おなじく出資するモスバーガーでも間もなく北京に中国第1号店をオープンさせる予定だ。

 モスバーガーは台湾での店舗数が100店を超え、業界3位となっている。昨年日本のモスバーガーと共同での中国市場進出を決め、既に香港で7店舗を展開している。

 一方北京では、五輪開催が迫り多くの工事に遅延が出ている中、モスバーガーのオープン時期も予定より遅れるとみられる。しかし同社は、五輪開催前には1号店をオープンさせ、年内に5店舗程度まで増やしたいとしている。