ニュース その他製造 作成日:2019年12月26日_記事番号:T00087627
工業用紙大手の正隆(CLC)は25日、竹北工場(新竹県竹北市)に投資額15億台湾元(約55億円)でバイオマス循環流動層ボイラー(CFB)熱電システムを増設するとともに、燕巣紙器工場(高雄市燕巣区)では新工場棟の建設に5億7,700万元の投資を決定したと発表した。26日付経済日報などが報じた。
バイオマスCFB熱電システムは自社による電力供給が目的で、2021年第3四半期に稼働予定。燕巣紙器工場の新工場棟は同工場が老朽化し、顧客の需要に対応できなくなっている問題に対応するもので、来年2月に着工し、早ければ21年第3四半期に完成、稼働を迎える。年産能力は1億8,000万平方メートル。
同社の来年の設備投資額は45億元に達する。ベトナムでも南部ビンズオン省で、投資額3,000万米ドルで省内4基目の紙器工場を設置する。年産能力1億200万平方メートルで、21年下半期の完成予定。
その時点で台湾の紙器の総生産能力は9億6,200万平方メートルで首位を維持。中国、ベトナムを合わせると19億7,600万平方メートルに達する。
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