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製造業界、景況感が二極化=台経院


ニュース その他分野 作成日:2019年12月26日_記事番号:T00087633

製造業界、景況感が二極化=台経院

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した11月の製造業の営業気候観測指数は93.42ポイントで、前月比1.29ポイント上昇した。台経院の張建一院長は、▽化学工業▽ゴム・プラスチック製品業▽金属製品業▽輸送機器業──などの従来型産業では、同月の景気見通しが悪いと回答した企業が40%以上に上った一方、電子機械業やベースメタル業では、今後半年の景気を好感する企業が35%を上回ったと指摘し、景況感は業種によって二極化していると説明した。26日付工商時報などが報じた。

 サービス業は87.52ポイントと前月比0.54ポイント下落し、4カ月連続の下落となった。台湾院景気予測センターの孫明徳主任は、同月に景気見通しが良いと回答した業界として▽保険業▽飲食業▽通信サービス業──を挙げ、その他の業界は多くが横ばいとなったと説明した。

 建設業は101.55ポイントで前月比0.95ポイント下落した。