ニュース 社会 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087696
2日午前8時すぎ、空軍救護隊に所属する軍用ヘリコプター「ブラックホーク」が新北市と宜蘭県の境界付近の山間部に墜落し、乗っていた13人のうち、沈一鳴参謀総長(63)、于親文政戦局副局長を含む8人が死亡した。3日付蘋果日報が伝えた。
事故機の墜落までの飛行時間はわずか376時間だった(2日=中央社)
事故機は午前7時54分に台北市の松山空港を離陸し、8時7分に新北市烏来地区の山間部でレーダーから機影が消えた。それまで事故機は高度3,000フィートを安定して飛行しており、管制との最後の無線連絡は「天候良好」だった。事故機は現場で大破しており、今後事故原因の解明が待たれる。
沈参謀総長は昨年7月に就任したばかりで、国軍創設以来最高位の殉職者となった。蔡英文総統は全軍で3日間半旗を掲揚し、哀悼の意を表明すると発表した。
事故機は2018年7月に配備され、最近3カ月以内に重大な故障はなかった。国防部は同型機58機の飛行を一斉に中止し、特別点検に入った。
事故は選挙運動にも影響を与え、民進党は2日から4日までの選挙運動を中止。国民党の総統候補、韓国瑜候補の選対も3日まで選挙運動を中断すると表明した。
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