ニュース 社会 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087697
中国・湖北省武漢市で昨年末から原因不明のウイルス性肺炎による集団感染が起き、これまでに27例が報告されたことを受け、台湾では衛生福利部疾病管制署(CDC)が水際での流入防止対策を強化した。症状が2002~03年にかけ流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)に似ているとの情報もあり、緊張が高まっている。3日付自由時報などが伝えた。
機内で健康状況の確認と、予防措置の説明を行うCDC職員。ボーディング・ブリッジへの検疫チェックポイントの増設などの対応も取った(2日=中央社)
CDCは武漢から到着する航空機に係官が乗り込み検疫手続きを行っている他、各地の医療機関に通報の徹底を求めた。武漢から入境し、肺炎の症状を訴えた患者が出た場合には、精密な検査でウイルスを特定することにしている。
台湾と武漢を結ぶ航空便は週24便ある。CDCは、武漢で家禽(かきん)類を扱う市場などには近づかず、万一台湾に戻って10日以内に発熱や気管に急性の症状があった場合には、速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けた。
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